甘利虎泰―信玄初期を板垣信方と共に支えた「剛の武者」 (jhistory)

​父の代からの宿老と若き信玄の補佐

​武田家を支えた「両翼」の一人

1498年頃誕生。武田信虎・信玄の二代に仕えた譜代の重臣。板垣信方と共に若き日の武田信玄を両輪となって支え、武田家初期の勢力拡大と軍事・政治基盤の確立に貢献した。

​『甲陽軍艦』における高い評価

軍学書『甲陽軍艦』では「剛の武者」と称され、名参謀とされる山本勘助からもその優れた采配ぶりや武勇を高く讃えられている。

​上田原の戦いにおける壮絶な最期

​村上軍との激突と主君の盾

1548年、北信濃の有力豪族・村上義清との「上田原の戦い」に出陣。武田軍が劣勢に追い込まれ、勢いづく村上軍の猛攻から主君・武田信玄を守るために奮戦し、同僚の板垣信方と共に討ち死を遂げた(享年51前後)。

​甘利虎泰から学ぶ教訓

​組織の黎明期を支える「武勇と実務のバランス」

拡大期にある組織において、先頭に立って敵と戦う圧倒的な「剛の武者(突破力)」を発揮しながら、政権の初期体制を内側から支え抜いた創業期の功臣としての在り方。