訪問スポット
1日目〜2日目(高松・琴平・丸亀): ★ 栗林公園(特別名勝 / 高松) → ★ 金刀比羅宮(琴平) → ★ 丸亀城(現存天守・日本一の石垣 / 丸亀)
1. 栗林公園【国の特別名勝】





紫雲山を背景に、6つの池と13の築山を巧みに配置した回遊式大名庭園。約400年の歴史を誇り、高松藩主・松平氏の下で完成された。
特別名勝(庭の国宝): 全国の「特別名勝」に指定されている庭園の中で最大の敷地面積を誇る。
一歩一景: 歩くごとに一歩一歩景色が変化する「一歩一景」の造形美と、手入れされた千本松の造形美が秀逸。
2. 金刀比羅宮(ことひらぐう)


全国に約600社ある「金刀比羅神社」「琴平神社」の総本宮。古くから「さぬきのこんぴらさん」として親しまれる。
海の神様: 海上交通の守り神として崇敬を集め、漁師・船員・海員からの信仰が篤い。
崇徳上皇の合祀: 1156年の保元の乱で讃岐へ配流された崇徳上皇(日本三大怨霊の一人)を祀る。本宮まで785段、奥社(厳魂神社)までは計1,368段の長い石段が続く。
3. 丸亀城【重要文化財天守】【日本百名城 No.78】


四国に現存する木造十二天守の一つ。美しく重なる石垣の名城。
日本一の高石垣: 山麓から山頂まで4段の石垣が重ねられ、総高約60mと日本一の高さを誇る。緩やかな曲線を描く「扇の勾配」が見事。
現存木造天守: 三層三階の木造天守は全国で最も小さな現存天守の一つ。
1597年、生駒親正が讃岐17万石を与えられ、本城・高松城の支城として亀山に築城を開始(1602年完成)。1615年の「一国一城令」で一時廃城となるも、のちに山崎氏が入封し丸亀藩が立藩。江戸中期以降は京極氏の居城として幕末を迎えた。
ポイント
1. 「讃岐の三名勝」を巡るコンパクトな王道周遊
高松の「庭園(栗林公園)」、琴平の「信仰(金刀比羅宮)」、丸亀の「城郭(丸亀城)」、讃岐が誇る歴史・文化の3大拠点を無駄なく縦断する効率的なルート。
日本一広い特別名勝: 文化財指定庭園の中で最大のスケールを誇る栗林公園の大名庭園美。
日本一の高さ誇る石垣: 60mの美しい美曲線を描く丸亀城の「扇の勾配」。
1,368段の参道: 参拝自体が修験の趣を持つ金刀比羅宮の圧倒的な石段。
京極氏の足跡: 第5回(東寺・観智院)や第8回(恵比須神社・建仁寺界隈)など、後の京都旅行でも度々登場する近江源氏流の名門「京極氏」が治めた丸亀城の近世史を把握。
保元の乱と悲劇の帝: 京都の安井金比羅宮や白峯神宮とも繋がる「崇徳上皇」配流の地・讃岐での足跡に触れる旅。

