☀️ 第3回京都旅記録(2021.10.15 前泊)

京都

​訪問スポット
卍 南禅寺(京都五山最高位「五山之上」)
卍 知恩院(浄土宗総本山)
卍 相国寺(京都五山第二位)
卍 大徳寺(臨済宗大徳寺派大本山 / 林下)

南禅寺​【京都五山ノ上】

1291年、亀山法皇により創建された日本最初の勅願禅寺。開山は東福寺の円爾に師事し宋で修業した無関普門(大明国師)。後に後醍醐天皇の要望で夢窓疎石が住持を務めた。

三門(重要文化財) ―天下竜門」と称される高さ22mの二重門。1628年に藤堂高虎が大坂の陣の戦死者を弔うために寄進。拝観料600円で楼上へ登ることができる。歌舞伎の石川五右衛門の台詞「絶景かな、絶景かな」で有名(※歴史上の五右衛門の処刑は1594年のため、実際の三門には登っていない)。

方丈【国宝】 ―狩野探幽作の「竹林と虎」の襖絵が見応えあり(撮影不可)。

水路閣 ―境内を通過する古代ローマのアーチ型水道橋を思わせる琵琶湖疏水の構造物。

銀閣寺から続く「哲学の道」の南側終点。南禅寺から知恩院へは徒歩約20分。

​知恩院【浄土宗総本山】

​1175年創建。法然上人が開山した浄土宗の総本山(法然の弟子が浄土真宗の親鸞)。徳川家からの手厚い保護と支援により拡大し、二条城とともに京都における徳川家の拠点となった。

三門【国宝】 ―1621年、徳川秀忠により建立された現存日本最大の木造二重門(高さ24m、横幅50m)仁和寺二王門南禅寺三門と同時代の江戸初期建築。

御影堂【国宝】 ―1639年、徳川家光により建立。法然上人を祀る中心堂宇。

阿弥陀堂 ―本尊の阿弥陀如来像を安置。

​相国寺​【京都五山第二位】

1382年、室町幕府3代将軍・足利義満が建立した臨済宗相国寺派の大本山。寺号は左大臣(相国)であった義満の官位に由来。開山は夢窓疎石(※建立時は故人)。境外塔頭に金閣寺・銀閣寺を持つ。

法堂【重要文化財】 ―豊臣秀頼の寄進により再建された現存最古の法堂。天井には狩野永徳の長男・狩野光信作の「蟠龍図(鳴き龍)」が描かれ、本尊は運慶作と伝わる釈迦如来像(特別拝観800円・撮影禁止)。

方丈 ―杉戸絵の「白象図」や洗練された枯山水庭園。

​戦国時代に細川晴元三好長慶の「相国寺の戦い」で全焼。江戸時代には周囲に薩摩藩邸が置かれ、現在は同志社大学に隣接。

​大徳寺

​1315年創建。開山は宗峰妙超(大燈国師)妙心寺を開山した関山慧玄の師にあたる。大徳寺本坊や多くの塔頭は通常非公開。

​権力と距離を置き厳しく修行に励む「林下(りんか)」の代表的寺院。

一休宗純が堺の豪商らの援助を得て復興。​織田信長の葬儀が執り行われた地で、秀吉をはじめ戦国武将ゆかりの塔頭が相次いで建てられた。​

千利休をはじめ茶の湯との縁が深く、文化人に多大な影響を与えた。山門上に利休の木像を設置したことが秀吉の怒りを買い、利休切腹の一因となった逸話は有名。

ポイント

​前回の「仁和寺・二王門」に続き、今回の「南禅寺・三門」「知恩院・三門」を巡ったことで、京都三大門(知恩院・南禅寺・仁和寺)を1ヶ月でコンプ(制覇)。

五山之上(別格最高位)南禅寺、​五山第二位相国寺(※第1回で巡った建仁寺第三位) さらに、相国寺の境外塔頭である金閣寺・銀閣寺(第2回で訪問)の「本山」を訪れることで、足利将軍家と相国寺派の全体像が繋がるルート。

徳川家の威光: 二条城と並ぶ京都の拠点として巨大な三門御影堂を寄進された知恩院藤堂高虎寄進の南禅寺三門

​豊臣・戦国のドラマ: 豊臣秀頼寄進の相国寺法堂信長の葬儀が行われ千利休切腹の舞台となった大徳寺を訪れた。